レトリーバーとなかまたち

 
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トルコから保護されて日本に来た
ゴールデンレトリーバー ヨハンの物語




ヨハンは推定2歳の時に保護されたゴールデンレトリーバー。
はるか8800キロ遠くのトルコから飛行機に乗って日本にやってきました!
アンカラーイスタンブールー成田とトランジットを入れて20時間以上の長いフライトでした!!

ヨハンは、当一般社団法人「人と犬との憩いの場所」の風間理事長に保護された、トルコの野犬だったのです。

2015年のお正月

雪の寒い日ヨハンは行く当てもなくふらふらさまよっていました。
飼い主はいません。 悲しい顔でたたずんでいました。
笑顔はありません。


発見されて八百屋さんで食べ物をもらうヨハン

八百屋さんの前で保護された当時、ヨハンの毛は泥だらけで汚く毛玉だらけでした。


保護されて風間理事長の家に連れてこられた日のヨハン

毛のせいでわかりにくいのですが、体重はたった24キロほどでした。明らかにおびえていました。

だれか飼い主がいてさがしているかもしれないと、FBで宣伝したり、数件の獣医さんを回って聞いてみましたが飼い主さんは名乗りでませんでした。
あとでわかったことですが、ヨハンは3度くらい捨てられ近くの人が見つけて外でつないでいたそうで、ひもをちぎって逃げてきたようです。

トルコではゴールデンレトリーバーや、ジャーマンシェパードをステイタスシンボルとしてパピーの時に飼いますが、成犬になると食べる量も増え、
面倒を見切れないため、捨ててしまうひとが多いです。イスラムの国で殺処分はありませんので地域の犬としてそとにふらついている犬も
沢山いますが、交通事故に遭うか、シェルターに送られるか、ほかの犬と喧嘩をして傷つくかという感じです。
また野犬同志でグループを作り、徒党を組んで群れになるかですが、生粋のゴールデンレトリーーですから野犬の群れには入れなかったようです。
トルコの野犬はカンガル犬という血がはいっている体の大きな犬が多いので、よくかみ殺されなかったと思います。


ヨハンは箒など、長いものを怖がりました。おしりを触るのもいやがりました。おそらくおしりを長いものでたたかれたのでしょう。
長いものに異常に反応しました。よほど怖い思いをしたのでしょう。
なるべくゆっくりと接するように心がけました。

そこから1年、毎日美味しいものを沢山たべて、沢山遊んでヨハンはスクスクとセラピー犬としての準備をはじめました。
ボールは大好きです!トルコは冬は雪が沢山降りますから雪の中でも沢山遊びました!



体重も増え、寂しい顔が少しずつ変わり、ニコニコ本当に人が大好きな子になりました




日本に来るまでは狂犬病の血清検査を受けてから180日待機しなければいけません。それから色々な書類を揃えて検疫に提出するのです。
一つでも間違えがあると空港から送り返されてしまいます。
200日以上の間、セラピー犬としての訓練もうけました。

そんなヨハンが、2016年1月についに来日!
「人と犬との憩いの場所」でついにセラピー犬としてデビューしたのです!!

そして、ドキドキの初お仕事…

…ヨハンはストリートドッグから本当に素晴らしいセラピー犬に変身しました!
何度も捨てられて悲しいつらい思いをした分、人に優しくできます!

人が大好き、ニコニコしながら皆様のそばに寄り添います!


お手が得意で、みんなにお手をします!。ヨハンにお手をされると、皆様思わず顔がほころびます!
優しい気持ちになります!ヨハンファンも沢山できて、ヨハンに会いに来て下さる方も沢山いらっしゃいます!
ヨハンがいてくれて良かった!と行って下さる方もいらっしゃいます!

    

日本で沢山の愛情を受けて、優しくされて、笑顔のヨハンになりました。お友達も沢山です!
ぜひ、ニコニコヨハンに会いに来てください。
そしてヨハンのパピー達にも会いに来て下さいね!

トルコ語で よい子!は AFFERIN !アッフェリン!といいます!

バイリンガルのヨハンにアッフェリン!といってあげて下さいね!

 2017年4月にはパパになりました!子供達も大活躍のセラピー犬です!
 大好きな雪が降り嬉しいヨハン                            

トルコの保護犬だったヨハン

あんなに何度も捨てられて人間にひどいことをされたのに、いま人のために沢山の笑顔をお届けしています。
最初の写真ともう一度見比べていただきたいのですが、寂しい顔で、悲しそうだったヨハンが2年間でほら、こんなに笑顔になり、ニコニコヨハンになりました!!
日本に来てとっても幸せになりました!もう雪の中でひとりぼっちにされることはありません!みんながいます!
  
啓発活動も大好き!張り切っちゃいます! 

これからますますスタッフ、そしてお客様のの愛情を一身に受け、より素晴らしいセラピー犬として人と犬との憩いの場所で
看板犬として活躍してくれると思います。

日本に来て良かったね!!ヨハン!
そして来てくれてありがとう!!!ヨハン!
そして
これからもよろしくね!ヨハン!
大好きなヨハン!






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